日本海が生んだ海の幸 芯まで温まる冬の風物詩
1年で最も寒い時期に旬を迎える真鱈を山形では「寒だら」と呼び、頭から尻尾まで丸ごと使って作る「どんがら汁(寒だら鍋)」は庄内の郷土料理として親しまれています。
どんがら(アラ)・肝臓・白子の旨味を味噌仕立てで煮込み、海苔をたっぷり乗せれば日本海の恵みが体中に染み渡ります。
庄内冬の名物「寒だら鍋」
真だらは、一年で一番寒いと言われる大寒の頃に旬を迎えます。
1月下旬から2月上旬にかけてますます脂がのり、丸々と太った寒だらが水揚げされる姿は圧巻です。
この寒だらを余すところなく使い、豪快に作る「寒だら鍋」は山形県庄内地方の名物。毎年1月下旬には、庄内各地で「寒だら祭り」が行われ、雪の舞う中たくさんの人が熱々の鍋に舌鼓を打ちます。
クリーミーな味わいが絶品!ダダミ
頭から内臓まで捨てるところはないと言われる「たら」。
寒だら鍋の味の決め手は、「アブラワタ(肝臓)」と「どんがら(アラ)」を丸ごと味噌で煮込むことで出る深みとコクです。
旬の寒だらの肝臓は、他とは比べ物にならないくらい濃厚な味わい深さ!他の調味料やダシは使いません。
また、プリッとしたダダミ(白子)は寒だら鍋の醍醐味。
豪快な鍋ながら繊細かつ上品なクリーミーな味わい。とろけるような口あたり、ふくよかな旨みに圧倒されます。
鍋将軍4度連続獲得!
山形県天童市で毎年冬に行われる「平成鍋合戦」。県内外から集まった自慢の鍋がその味を競い合います。
過去には、酒田商工会出品の「庄内どんがら汁」が、一番最初に100杯を売り切った鍋に与えられる称号「鍋将軍」をなんと4度連続獲得。
30種類以上の鍋がある中、3分20秒で100杯を売り切ったという記録が残っています。
冬限定の名物鍋をご家庭で
白子も楽しめる、希少な庄内・由良産のオスの「寒だら」を食べやすく切り身にし、磯の風味豊かな「海のり」をセットにしてお届けいたします。
寒だらを味噌で煮込み、お好みで豆腐とねぎを加え、最後に海のりをさっとかければ、本場さながらの「寒だら鍋」の完成です。
白い湯気が立ち上る汁を磯の香りとともに一口すすれば、体中に染み渡る寒だらの旨み。味わうごとに身体の芯まで温まります。
お客様の声
◆あの日の感動が再び
アンちゃん 様
以前山形のどんがら汁を知って、取り寄せて食べたところ、もう絶品 !! こんな美味しい食べ物があったのかと、家族一同ビックリ作り方を学び、材料を買いそろえて作って食べたら美味しくて家族一同病みつきになりました。
今回又食べたくなったので、清川屋さんで本物のどんがら汁を食べたいと思い、取り寄せてふたたびあの感動を覚えました。今はどんがら汁と言わないで、寒だら鍋と言うらしいのですが、本当に美味しい山形の名物でした。
◆驚きの美味しさです
れい 様
隠し味に前日の鍋の残りの汁(豚肉とニンニクベース)を加えました。アブラワタと白子のダシで頂くプルプルのアラがたまりません!驚きの美味しさです。スープは翌日の方がより濃厚でした。